【iOS17】「ジャーナル」アプリで英語ライティングを鍛えるワザ

ライティング

iPhoneを使っている方は、iOS(スマホを制御するソフトウェアのバージョンのことです)を最新にすることで、「ジャーナル」というアプリを使うことができます。

この「ジャーナル」、英文ライティング力・自由英作文力を鍛えるのにもってこいだと感じましたので、そのメリットと使い方を書いてみたいと思います!

ジャーナルを使うメリット

①書くネタが尽きない!

英作文の練習で結構困るのが、「書くテーマ」です。

ライティングのテスト対策で過去問を見たり買ったりしても、1回の問題につき練習テーマはたったの1個…なんていうことも。ライティングの練習のキホンは「とにかく書く(そして直す)」ですから、もっと数をこなしたいところですよね。

「ジャーナル」のアプリには「提案」という機能があり、書くネタを常に提供し続けてくれるんです!

「提案」の内容は、最近撮った写真だったり、または「最近、もっとも心を動かされたことは何ですか?」なんていうオープンクエスチョンだったり。前者なら「図を正確に描写する問い」の練習になりますし、後者なら「自分の意見を素早く構築して述べる」練習になります!

「提案」の内容は自分でもどんどん更新して選ぶことができますが、アイデア力をUPさせるためにも、まずは表示されているものから逃げずに取り組んでいくのがおすすめです。

② 正しい英語の使い方が学べる!

英作文の練習で困るのが「添削してくれる人がいない」ということ。

でも、iPhoneの「自動修正」「テキスト予測」機能を使えば、ある程度正しい文章を自分で組んでいくことができます!

まず「自動修正」は、英単語を入力した際に、スペルミスを自動的に直してくれる機能です。自分が打ち込んだものが間違っていたら、サッと表示が変わります。その際に、間違っていた単語をチェックしておけば、自分専用の「スペルミスしやすい単語リスト」を作ることができそうです!

次に「テキスト予測」は、AIが次の単語を自動的に予測し、提案してくれる機能です。

例えば、「commit myself」と文章を打ち込んだとします。そこで、次のような疑問が浮かんだとします。

「…あれ?commitと一緒に使う前置詞って『in』だっけ?『to』だっけ?」

こんなときは、キーボードの上の予測変換の欄を見てみましょう。なんと、AIが自動で「to」を予測で出しておいてくれます

これは、「英文では型がある程度決まっている」という特徴に基づく予測なので、自分の欲しい情報がちゃんとそこに来ていることが多いです。例えば「commit」という動詞なら、「何を「自分自身を”何に”コミットするのか?」という情報が次に来ることが多いため、AIは自動的に「to」を準備しておいてくれるのです。

困ったら、「予測」の欄を見てみる。これで英語を正しく繋ぎながら迷わず文章を作っていくことができます。もちろん忘れていた用法は必ず弱点リストにチェックしておきましょう!

ジャーナルの使い方

「ジャーナル」を使ってみたくなった方は、以下の手順で準備をしていきましょう。

ポイントは「アプリの言語を英語にする」・「提案されたテーマで書く」ことの2点です。

①iOSのバージョンを最新(もしくは17以上)にアップデートする

iOSを搭載しているデバイスがあれば、「ジャーナル」が使えます。iOS17以前になっている場合は、「設定」「ソフトウェアアップデート」から、OSを最新にアップデートします。(すでにiOSが17以上になっている場合は、この手順は飛ばしてOK)

ソフトウェアのアップデートには少し時間がかかります。正しくインストールが行われ、デバイスの再起動が完了するまで、少し我慢して放置しましょう!

②アプリ一覧から「ジャーナル」を探して開く

アップデートが完了したら、「ジャーナル」アプリを開きましょう。

写真のアクセス権限について聞かれたら、「許可」を押します。通知について聞かれたら、毎日欠かさず書く習慣をつけたい方は「許可」、余計な通知が不要という方は拒否しましょう。

設定が終わると、もうジャーナルを書いていくことができます。最初は画面が真っ白で結構びっくりしますので、使い方に慣れるためにも、まずは今日あったことなどを書いてみましょう(最初は日本語でOK)。

③少し待つ(その間に、アプリの言語を「英語」に設定する)

テーマの「提案」機能を使うためには、アプリ側が先ほど許可した写真などを読み込んでいく時間が必要です。

10分~1時間もすれば次第に「提案」内容が表示されるようになると思いますが、その間にアプリの言語設定を英語にしてしまいましょう。注意したいのが、スマホ全部の設定を英語にする必要はない、ということです!(もちろんスマホ自体を英語設定にしている人は、この手順は飛ばしてOK)

「設定」「ジャーナル」「言語」から、ジャーナルの言語のみを英語に設定できます。

iPhoneやiPadでは、このようにアプリごとに使用する言語を設定できるので、練習になるものはどんどん切り替えていきましょう!

④Suggestionに出てきたテーマでどんどん書く!

「ジャーナル」アプリに戻り、言語が英語になっているか確かめます。また、記事を追加する「+」ボタンを押して、様々なテーマが提案されているか見てみましょう。

この段階ですでにテーマが表示されていれば、ここからは自由に書いていくことができます!

特におすすめは「REFRECTION」というトピック。思考力や説明力を伸ばせるような、シンプルかつ深いディスカッションテーマが幅広く提示されています。まさに自分の意見を述べる練習にはもってこいですね!

なお、誰でも自分の得意分野はすらすらと話せるもの。なかなか意見が出ないような苦しいテーマで、なんとかアイデアを絞り出すことができてこそ、真に使える英語力を身に着けていると言えるでしょう。ですのでぜひテーマはスキップせず、表示されたものを1つ1つ粛々と進めていきましょう!

この記事のまとめ

ここまで、iOS17以降で搭載された「ジャーナル」というアプリを英語学習に活かす方法を見てきました。

この「ジャーナル」を使えば、英語のライティングスキルを一人で楽しく伸ばしていくことができそうです。どんなテーマについても英語ですらすらと書ける、話せる、という状態をぜひ目指してみてくださいね!

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